あなたは、労働組合にどのようなイメージを抱かれるでしょうか。「賃金交渉」、「労働環境や人事制度の改善」ではないでしょうか。

これらは、雇用する、雇用されるという労使の関係があるかぎり不変のテーマであり、これまでの努力によって労働条件の整備が進み、今ではANA労働組合の強みとなっています。

社会全体で働き方改革に関わる法整備が進み、会社が人への投資を積極的に進める時代になりました。また、人々の価値観やライフスタイルが多様化し、複雑な課題も増えています。

ANA労働組合が、いつの時代も組合員や会社、社会にとって価値ある存在であり続けるためには、「労働条件の改善」にとどまらず、あらゆる人たちに価値を発揮していく活動に力点を移していく必要があり、私たちはここ数年「労働組合」を変え続ける活動を推進してきました。

中身は変わっても、「ANA労働組合」自体が認知されていない、認知されていても、「古い組織」というイメージを持たれてしまい、新しい活動をしていることを知ってもらえていない現状があります。時代を先取り、変革し続けている、今の「ANA労働組合」を知ってもらいたい。

このような思いから私たちは、ANA労働組合を自らの手で、新たにブランディングすることにしました。私たちの存在価値を可視化し、それを第13期に新たなロゴと「ブランドブック」に表現しました。

私たちANA労働組合は、すべてのステークホルダーにとっての新しい価値を創る「かけがえのない存在」へと進化を続けます。